◆心臓血管外科について
心臓血管外科では、心臓から送り出された血液が全身に流れる「大動脈」、大動脈から枝分かれ
して上肢や腹部内臓や下肢の末梢にまで血液を送り込む「動脈」、末梢から心臓に血液が戻る時
に流れる「静脈」と「大静脈」の病気を、専門医の立場から、疾患や治療法(経過観察・内科的
治療・外科治療)について説明や提案をいたします。
下肢閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化により、血管が狭くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)する病気です。足への血流が悪くなることで、足に栄養や酸素を十分に送ることができなくなるため、さまざまな障害が現れます。